ギター、ベースの手指のしびれ、原因と対策
ギターやベースで手や腕、指にしびれが出ることがあります。
こんにちは。
ステージに上がる音楽家のためのパーソナルトレーナー進藤浩子です。
腕を引っ張ったまま寝て腕がしびれたり、肘に重い荷物をかけているとしびれること、ありますよね。
ストラップやアコギを抱えるなど、肩や脇から手にしびれを起こしやすいです。
指に痺れを感じたり、手に痛みを感じる時の動画もご紹介します。
ギター、ベースでの手指のしびれ
ベースでの例
「長時間弾いていると、ネック側の小指側に電気が走ったような感覚としびれがでます」
可能性として
>ストラップによる鎖骨部の締め付け
手の神経が、首の骨から鎖骨のところへ出て、腕を通って指に行きます。
腕に行く神経が頸椎から鎖骨の所で出て、ストラップで圧迫してると小指や薬指半分と小指側の前腕にしびれ。
肩に長時間荷物をかけててもなります。
運動麻痺も起こります→整形外科学会、胸郭出口症候群
アコギの方の右手側
「長時間でしびれてきます」
>腕を前に出して動かし続けることで、脇の小胸筋で手腕に行く神経を圧迫した可能性。
マウスを長時間使うことで起こるのと同じ、上記の胸郭出口症候群のひとつ。
>アコギのボディで肘の内側を長時間圧迫していて起きた可能性も。
肘の内側を打つと、指にビリっとしびれがきますね。
手に行く神経が、肘関節のところで外に出ます。
あと手首の掌側に親指から薬指半分までの神経と、指を曲げる腱も一緒に通ってます。
親指から薬指半分の指先にしびれ
>手首を反復して曲げたり手首打ったりすると、指先の知覚から鈍くなることが
中年女性がなりやすい
ギターやベース演奏でしびれ対策
・長時間弾かない
・ストラップを首肩へかけっぱなししない
・休憩を1時間に1回は入れ、体をリラッックス
しびれなど感覚異常があるときは練習しない。
寒さでかじかんでたりしてもNG。
弾くには指の感覚を大事にしてほしいのと、運動にも麻痺があるかもしれませんので、レッスンは控えめに。
[演奏で手が痛い、指が痺れている時]
《ミュージシャンボディトレーナー進藤浩子》 詳しくは ≫プロフィール |