ネガティブの正体を知って落ち込みを減らそうー音楽家のためのメンタル1

こんにちは。

ミュージシャンボディトレーナーの進藤です。

 

「下手って言われた。ショック…」

「ネットに悪く書かれた。人気ない」

「大事なところでまた失敗してしまった…」

「自分、嫌われてるんだ…」

落ち込んでしまいますね。

ネガティブはポジティブよりも強く感じる

あなたの出ているシーンや作品に対して、いいレビューがたくさんあっても、けなすコメントが1個あると、ショックで頭の中はそれでいっぱい

 

失敗すると、クヨクヨしてしまいます。

でも、これまで失敗より成功した数の方が圧倒的に多いはずのに、成功の記憶はよほどでないとありません。

ミスったことよりミスらなかったことが多いのです。

 

失敗ばかりに目がいって、成功を意識しません。

人はネガティブなことに敏感で、大きく扱う傾向があるんです。

 

人間は動物なので、危害を与えるものから逃げるようにできています。

アメよりもムチから逃げなければいけないのです。(ドMでもなければ)

 

脳の動物的な部分(扁桃体)は、生きるために危険や脅威から人を遠ざけます。

脅威があると、恐れや不安、興奮が大きくなります。

 

自分がネガティブになっているのを、止める

自分の体で、ネガティブになっている時のサインを何か知っておくといいです。

うつむくとか、顔が無表情になっているとか。

自分で勝手にでっち上げることも

〇〇さんに無視された。嫌われたのかなあ?

××さんは、自分にいいね!をしてくれない。嫌われてるんだ。

怒りや嫌われているという感情は、相手の意図と関係なく起こりやすくて、頭を支配してしまいます。

 

「もっと~に弾いてくれと言われて、落ち込みました。」

相手は「~に弾いてほしい」と言っただけ、「あなたが下手、ダメ」といったわけではない。

言葉に悪意はなく、意図を言っただけ。

相手が何気なく言った言葉を、大きくネガティブに受け取ってしまいます。

 

自分が気にしているところを突いたり、以前のネガティブな出来事とダブったりすると、恐怖を感じます。

それまでの出来事や自分が不出来であるという思いから、痛みを起こしやすいです。

 

特にメールなど文字だけだと、受け取る側は意図よりもネガティブなことを勝手に想像しがちです。

私ごとですが、前に英会話教室で、互いの英語に対してメッセージを書いて渡し合ったんです。

 

みんなが私に「きれいな英語ですね」など、いいコメントを書いてくれました。

Aさんのコメントを読んで、厳しいことを書かれてしまって、ちょっと凹んだんですね。

 

でも冷静にメッセージを読み直してみると、「努力された。見習うべきだ」なことが書かれていたんです。

他の人がカジュアルなメモなのに、万年筆でかたい文章だったせいと、あと、その人私にきついと思っていたんです。

(それも単なる思い込みで、今仲良しです)

(追記)簡単な対策

ネガティブになった時の簡単な対策法を紹介しますね。

「なぜ、そう思うんだろう?」と自分に質問をしてみます。

ネガティブな考えを止めればいいのですが、それだけだと元の問題は残ったままなので、また思い出してクヨクヨするかもしれません。

 

ただネガティブな感情に囚われてるだけでなく、状況を客観的に捉えてみます。

「なぜ、そう考えたんだろう?」「本当にそうか?」と自問してみてください。

 

できれば、自分はどうしたらいいのかを考えます。

自分の過去とどう結びついているのか、相手の視点からどうかも考えてみます。

自分に(人にも)思いやりを持ちましょう。

ネガティブなとき、まとめ

・人はネガティブを不相応に大きく感じるもの

・怒りや嫌われているなどの感情は、思い込みで起こりやすく支配される

・ネガティブな思考をしているのを止める、「なぜ、そう思うのか?」

 

でも、本当に大きな失敗や精神的苦痛なことは、きちんと処理しないといけません。

あと、悲観主義から楽観主義になることはできます。

続きます^^


パーソナルトレーニングメニュー メンタルサポート

痛みを手放してステージで最高に輝く!
公開体験会12月はこちら♪
 

無料メール講座 📩
「思い通りに奏でやすい訳 〜音楽家が痛めない秘訣」

《ミュージシャンボディトレーナー進藤浩子》

ミュージシャン・音楽家の方を対象に、痛みを手放し音を出しやすい体づくりと、

音楽家としてステージをアップさせていくパーソナルトレーナーをしています。

長年医療に従事したのち、音楽家専門のパーソナルトレーナーに。

バイオリン、ピアノ、トランペット、アコギ歴。

趣味は、大人から始めたクラッシックバレエ♪

詳しくは プロフィール

 

 ページ先頭に▲