脱力している手とは?力まない奏法になる練習法

速く弾けない、思うように音を出せない、疲れる…。

ピアノやドラム、弦楽器や管楽器、どの楽器でも、力んでいない演奏が理想です。

でも、脱力しようと思ってもなかなか難しいですよね。

脱力ってどういう状態で、どうすれば力まなくなるのでしょう。

具体的な練習方法をご紹介します。

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鍵盤や弦、スティックや弓に要る力

鍵盤や弦を押さえたり弾いたりするのは ホンの少しの力ですみます。

スティックや弓を動かすのに、大きな力は要りません。

事実、手に力が入っていないほど、複数の指を同時に使ったり、手や腕の動きは楽です。

 

手に力が入っていないと、指の関節が屈伸しやすい、指が押さえて離し、移動しやすい。

手首も柔軟で、スティックや弓などの切り返しが楽で、腕も動きやすく先端のスピードが上がります。

楽に動かせるので、指をスラスラ速く動かせたり、ピアニシモからダイナミクスまで音量や音色の調節など、思いどおりに弾けます。

 

手をグーにして力を入れると、手首や腕がかたく動きにくくなるのがわかります。

楽器や道具に力が入っていると、指の関節や手首がかたく、指や腕が動きにくい状態で、これを動かそうとするので力んでしまいます。

弦や太鼓の振動を殺すので音が余計鳴りにくく、 腕も疲労します。

 

超絶技巧と言われる高速で難易度の高い演奏は、最小の力で指や道具を動かせることで可能になります。

力と屈伸しやすさ移動しやすさは、比例しません。

いい動きは力を必要としません。  

演奏での脱力とは

まだ初心者のうちは、動きを身につけていないので、ぎこちない動きになりますが、これは普通です。

弾きにくいものを力づくで弾けるよう練習すると、その動きを身につけます。

速く弾けなかったり、苦手な指使いや テクニックがあったり、腕が疲れやすいです。

 

手が運指しづらい状況になっているか、道具を持つ手に力が入っているなどです。

余計な力を使って演奏してしまいます。

演奏しにくい手

本人は、身につけた動きが普通なので「余計な力を使っている」とは思えないし、脱力しようにもできません。

手が動きづらい状況、腕や手の持っていき方、使い方を改善して、指や腕が動きやすくなります。

奏法を変える練習法

長年身に付いた奏法を変えるときには、新しい動きを、身につけ直します。

人は歩いたり道具を使ったり、身につけた動きをしてしまいます。

楽器でも今まで通りの動きをしてしまうので、 新しい動きを身に付け直します。

コツは、ゆっくり大量にすること。

ゆっくり

ゆっくり、新しい動きをします。

どの動きも一瞬なので、楽器でいい動きを、 スローモーションのように分解してやります。

腕から指先のタッチまで一音、そして次の音への移動を 音を出す最小の力で手を動かします。

腕から手の動く感じや指の押さえ具合など、 ゆっくりやることで、手の触る感覚や腕の動く感覚を手に覚えさせます。

大量に

どのスポーツでもフォームを変えようとするときは、 新しい動きを毎日繰り返します。

例えば、テンポ40でも10分やれば400回になります。

一日10分程度、単純なリズム、単純なスケールでかまいません。

時間を空けて毎日繰り返すことで、身に付けます。

 

「速く弾けない、叩けないからムリ」じゃなくて、 最初はゆっくりでも、徐々に慣れて身に付きます。

あせらずにテンポを上げていかれるといいです。

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《ミュージシャンボディトレーナー進藤浩子》

誰もが健やかに自分らしく奏で、音楽を通して明るい未来を目指します。 

医療系の大学卒業後長年医療に従事したのち、音楽家に体の指導やケアを行っています。

バイオリン、ピアノ、トランペット、アコギ歴。
趣味は、クラッシックバレエとライブに行くこと♪

詳しくは プロフィール

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