演奏で、指やスティックや弓などを動かしやすい秘訣は?

演奏で、手が開きにくかったり、指が動きにくかったり、
弓やスティックを動かしにくいなど手を思うように動かせないとき、
手や道具はどうしたら動きやすくなるでしょう?
演奏でのテクニックは、一本の指や手だけの問題じゃなく、
手首や腕が動きを助けています。
指が動きにくいとき、他の指が足を(いえ、その指を)引っ張っているかも?

gahag-0020234344

指は、腕や体から連なって動きます。
例えば、弦楽器でビブラートをかけるのは、
指は弦を押さえたまま、腕を横に振ったり、
手ごと指先へ押し出してチョーキングしやすくなります。
弦を押さえた指先はそのままで、
手首や腕から動かしやすいことが必要になります。 

■指

指は手が置かれた位置で、指の腹方向に動きます。
指は単純に屈伸しやすいことで、動きやすくなります。
小さな力で、指を別々に動かせて、精緻な動きができます。
大きな力で指板や鍵盤を押さえたり、道具をしっかり持つと、
押さえた指以外の指や腕も動きにくくなります。

■手

指を伸ばしたり、指同士を開く動きは、
手の中から起こります。

手を開くコツは、手首のところから手全体が開くように使います。
指を伸ばすコツは、腕の延長で指を伸ばすように、腕をもっていきます。

手や指は、楽器に触れたり道具を持つところで、
あたるのを感じる感覚受容器です。
楽器に触れる感覚と反力で、動きをコントロールします。
このあたる感覚を生かさないと、
必要以上に、力を入れてしまいます。

■腕

手が置かれた位置で仕事をしやすいように、
体から手を適切な位置に運びます。
弓やスティックなど道具を動かすのは、腕の仕事。
手でコントロールしようと道具に力を入れると、
手首と腕がかたくなって動きにくくなります。

■手首

手首は、腕と手をつなぐジャンクション。
関節ですから。
手を使いやすいように、手の向き、角度を変えたり、
腕のスピードを手先に伝えます。
手指が柔軟に動くことで、指を使いやすく、
手の位置や向きを調節しながら緩衝もします。

ピッキングやピアノでの指くぐりなどひねったり、
スティックや弓の方向を切り返したりします。
スナップを利かせて手先にスピードを出します。

手首が曲がっていると、腕から指を動かす筋が動きにくく、
余計な力を使っての演奏になります。

■体

腕が、体幹から動きやすいような姿勢、体の状態。

ギター、ベースのハイポジションで肘を後ろに引ける肩や、
右の上半身で弓を引いたり、
鍵盤で高音側低音側に上体が動けたり。

猫背な姿勢だったり、背中がかたく
肩甲骨や背中の動きが悪ければ、腕の動きやすさが落ちます。

*************************************************

楽器に触れる部分が仕事をしやすいように、
手首や腕が助けている

動きにくさを力でカバーすることで
余計な力を使っての演奏になる 

*************************************************

HP関連ページ ≫弾きやすい手になる

ミュージシャンボディトレーナー進藤浩子

メルマガ登録

お問い合わせ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)