音楽家のための体と心のつながりー動きのコントロール

「本番で緊張して、練習みたいに弾けない」

「手が痛い、体が痛い、もっと動きをよくしたい」

「プロなのに腱鞘炎、ジストニアになるなんて…」

「自分なんて下手、自信が持てない」etc

 

痛みがあると悩みます。痛みがなくても悩みます。

なぜ、体をご指導するのトレーナーである私がメンタルについて書くかというと、

手が痛いなどの症状の背景には、心理的なプレッシャーがあることが多いからです。

体のコントロールやメンタルの繋がりについてわかるといいですね。

体と心

体に心が表れる

嬉しい楽しい時には、笑顔になって活力がみなぎり声がはつらつ出ます。

悲しい寂しい時には、顔がうつむいて元気がなく声が小さくなります。

 

本番前に楽屋からステージやお客さんを見たり、「今から人前に出て演奏する」という思考によって、あがります。

心臓がドキドキしたり手がかたくなったり喉が渇いたり、体に生理的な変化が出ます。

交感神経系の緊張が高まって、動物的に逃げるか闘う体勢、逃走、闘争モードになります。

 

失敗したらどうしようと不安になったり、何万人もの観客を見たら怖くなって手足が震えます。

思考や感情は体に出ます。

 

私たちは頭で考えたり、見たり聞いたり感覚を受けて思考感情が起こります。

喜んだり怒ったりあがったり、自立神経系を通じて体に症状が出ます。

歌や演奏で、聞いたり楽器を触ったり譜面を見たり、感覚や動きも神経系を通じてパーツを動かします

体をコントロールしてるのは

私たちの体は、ほとんどが自分では意識しないでコントロールされていて、それは脳と神経系によって自動で調整されています。(自己制御機能)

外からの刺激や部位からのフィードバックによって、絶えず内臓も動きもコントロールしています。

動き、思考、感情、感覚は神経系のネットワークを通じ、お互い影響しコントロールし合います。

不調は体からのサイン

悩みや心の負担があると、体は逃走、闘争モードになります。

眠れない、食欲がない、お腹の具合が悪いなど自律神経系の不調だったり、時には、過換気やパニック障害、発声障害などを起こします。

 

痛みや症状は、「負担になっています」という体からのサインです。

体の症状の奥には精神的なプレッシャーがあることが多いです。

心当たりない時は、意識の奥にあることなので自分でコントロールできず症状に苦しみます。

ジストニア、ステージ恐怖症の原因は自分でわかりにくい

心理的負担は大きくなると、うつや時にはアルコール、ドラッグなど依存症になります。

アスリートや俳優の場合、虐待などトラウマ的な極端な経験がない場合でも、大きなプレッシャーの積み重ねでイップスや本番恐怖症になります。

本人が覚えていない極端な経験がある場合もあります。

 

ジストニア、ステージ恐怖症は神経系の異常によって起こるので、自分の意思で症状をコントロールできません。

失敗や大きなプレッシャーなどの心の負担の積み重ねだったり、本人が覚えていない出来事もあります。

よくなりにくい症状の奥には脳の奥に傷があり、本人が気づかないトラウマがあることが多いです。

 

人は思春期までに起こった辛い出来事を、脳の奥に閉じ込めてしまうと普通の記憶と違って思い出せません。

虐待や事故などの極端にきつい出来事は、脳の奥に閉じこめるので自分でもわからないことがあります。

(次回、詳しく)

ジストニア、ステージ恐怖症ー脳の傷み

まとめ

・痛み、体の症状は合図、身体的、心理的な負担が大きいという体のサイン。

・動きも体も、五感覚、思考、感情、動きは互いにフィードバックをしながら、神経系によってコントロールされている。

・体の健康を取り戻すには、原因を改善すること、心の健康を取り戻すこと。


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《ミュージシャンボディトレーナー進藤浩子》

ステージに上がる音楽家のためのパーソナルトレーナー

思うように動かせない、痛みや悩みを抱えている音楽家の方が、

動きを回復して能力を伸ばし続けるよう、支援いたします。

長年医療に従事したのち音楽家専門のフィジカルセラピストに。

バイオリン、ピアノ、トランペット、アコギ歴。

趣味は、大人から始めたクラッシックバレエ、英会話、カラオケ

詳しくは プロフィール

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