逆境は能力を開花させる「ネガティブパワー」

次々とステージの中止、延期の発表を聞き、心が痛いです。

こんにちは。

ステージに上がる音楽家のためのパーソナルトレーナー進藤浩子です。

私達はネガティブな出来事を嫌ってしまいますが、死ぬほど最悪な事がきっかけで強いパワーを持つことがあります。

最悪の事態で人は変わる

遺伝子工学の村上和雄さん、筑波大学名誉教授によると、

「能力に差が出るのは、遺伝子がオンになっているか、オフになっているか。

遺伝子をオンにすることで、人は生まれ変わることができる。

遺伝子オンにするには、災害や病気などで死にそうな目にあったり、ひどい空腹や囚われの身から自由になれたとき。」だそうです。

 村上和雄さんを書いた記事『「ラ・カンパネラ」の奇跡ー才能が目覚めるためには』

 

苦境を乗り越えた音楽家たち

「戦場のピアニスト」のモデルとなったピアニストは、

捕虜としてレンガを運ばされたり、空腹や寒さに耐えながら逃げ隠れした後、ステージに立つことができました。

ピアノを弾きたいという願いが、彼を生き伸ばせ、映画になるほどのピアニストになれたのだと思います。

 

ランランさんも、文化大革命で音楽家に厳しい中、寒さや飢えに耐えながらひたすらレッスンされました。

他にも長年苦境にいたフジコ・ヘミング、お子さんを亡くされたE.クラプトンなど、挙げたらキリがありません。

 

矢沢永吉さんは、信頼していた部下に裏切られて負債を負い、35億円の借金を一人で6,7年かけて返済しました。

そこから銀行の担当者に「返済の優等生」と言われるようになりました。

矢沢さんが出始めの頃、バンドは不良の始まりと言われたのに、

今じゃ、日産、ソニー、缶コーヒー、携帯通信会社、数え切れないくらいCMに引っ張りだこです。

また、事故や病気で体が不自由になった人が、健常な人以上に体を使ってアスリートになったりパラリンピックに出たりされます。

自分が今できることをやらなければならない、体を張って生きていたいからだと思います。

こんな風に、死ぬほど辛い経験からくるパワーは、人生を変えるくらい大きいです。

 

村上和雄さんの本からは、聖路加病院院長だった日野原先生。

よど号ハイジャック事件の飛行機に乗り合わせていたそうです。

一命をとりとめてから生きてるからには何でもやらねばと、105歳で亡くなるまで、遺伝子がオンになりっぱなしでした。

92歳で初の指揮を初体験、自分で作曲したオペラをNHKの楽団を指揮されたそうです。

 

拉致被害者の家族の横田早紀江さんも。

娘さんが拉致されたことがきっかけで、TVに出たり武道館で一万人の前で演説をしたり、普通の主婦が活動家となりました。

強い使命感や強い志が、遺伝子をオンにするそうです。

 村上和雄さん「遺伝子オンで生きる」Amazonへ

 

ネガティブこそ力になる

矢沢永吉さんもE.クラプトンさんも、パラリンピックに出る人も、一時は生きる気力を亡くされたはずです。

でもそこから、新しい力、自分がやらなければならない強い使命感が生まれます。

 

何も起こらず平穏に過ごせることはいいことですが、普通に暮らせるありがたみがなくなります。

生きていることを強く感じられると、他のことは取るに足らない、些細なことになります。

 

誰でも、大なり小なり自分の身に降りかかった困難から、自分なりに意義を見出すことができます。

自分らしさに気づいたり、自分の内にある答えを引き出したり、自己の使命のような方向へ向かうことができます。

 

周りや状況が悪いせい?

困難なことは起きないに越したことはないですが、生きていれば、災害、病気、事故など理不尽なことは起きます。

社会や状況が悪いせいにするより、自分が起こった困難にどう立ち向かうかだと思います。

これまでの偉大な方たちも、戦争や病気など苦難を越えて、悲しみ、苦しみ、喜びを音楽にしてきました。

 

故障など辛い経験から、得られることが必ずあります。

そのときは、なぜ自分だけがこんな目にあうのか理不尽でも、困難な経験は大きく成長させてくれます。

時が経って、生きてきた人生が音楽に表れます。

 

私自身、育った境遇から長年苦しみ、ずっと親のせいにしていました。

ここでは詳しくは書きませんが、自分が生きることを喜べるようになってから、やらなければならない強いモチベーションになりました。

今こうして音楽家の方を支援しています。

 

早く事態が終息して、みなさまが活躍され多くの人が楽しめる日が来るのを、祈っております。


パーソナルトレーニング

💌メール講座
音楽家のためのメンタル講座「自分を好きになる」

≫進藤浩子プロフィール

ページ先頭に▲