ステージで本物の実力が出せる「フロー」

こんにちは。

ステージに上がる音楽家のためのパーソナルトレーナー、進藤浩子です。

演奏している人ならフローの経験がある人は多いでしょう。

 

「ほとんど自動的と言っていい感じで進んでいけるような感じ。」

「楽しくて他のプレイヤーみんなと一体になった感じがした。」

「動き、触覚、視覚、聴覚などの五感、全てがものすごく繊細に感じとれた。」

「本番でいい音が出せた。あんないい演奏やろうと思ってもできない。」

心を打つすばらしいステージを見せてくれる人は、こうなんだろうと思います。

私のフロー、ゾーン体験も交えてお届けします。

直感的に動けるフロー

考えなくても動ける

ジャズやヒップホップなどで、ノッて即興で直感的に動けます。

高度な技術に没頭して、動きを意識するような自分の意識は消失します。

没頭して夢中になって動きを意識しない、音楽に入り込んで楽しい。

お茶や武道をされる方は「無になる」「無我の境地」と言います。

フローとは

心理学者のミハイ・チクセントミハイによって提唱され、「ジャズの演奏のように」と書かれています。

以下、ウィキペディアより

人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。

フロー体験の構成要素が存在する。彼は8つ挙げている。

  1. 明確な目的(予想と法則が認識できる)
  2. 専念と集中、注意力の限定された分野への高度な集中。
  3. 自己に対する意識の感覚の低下、活動と意識の融合。
  4. 時間感覚のゆがみ時間への我々の主体的な経験の変更
  5. 直接的で即座な反応
  6. 能力の水準と難易度とのバランス(活動が易しすぎず、難しすぎない)
  7. 状況や活動を自分で制御している感覚。
  8. 活動に本質的な価値がある、だから活動が苦にならない。

これら要素のすべてが必要というわけではない。

集中すると

「今、この瞬間ある」だけで、考え、自意識が邪魔がしなくなります。

見えるもの、聞こえる音、触れるものを感じ取り、五感で物理的に感じて周りと一体になります。

足裏や座面の当たる感覚を感じ、顔に当たる空気、服のすれ、水の味を感じる。

雑念はなく、思考から解き放たれます。

フローに入るには

フローに入りやすい条件

試合や本番で恐れを手放し、リラックスすること

技術的にレベルの高いこと

歓びがあること

音楽で技術が身についていること、楽曲をマスターしていること

マインドフル(意識を集中する)なルーティンワーク

質の高い練習

 ダラダラしたこなし練習でなく、目標を持った質の高い練習

 アメリカンフットボールのコーチ「練習が完璧を作るのではない。完璧な練習が完璧を作るのだ」

 

失敗したらすぐに忘れる。失敗を膨らまさない。

ミスしても止まらずに続ける練習。

フローに入ろうとしない

フローに入ろうと努力するほど、フローでなくなります。

そのものを楽しみ、集中が高まるもの。

その瞬間、状況に集中できることです。

フローの反対は、自分の意識です。

 

音楽自体、高揚したり陶酔させてくれるもの。

自分が奏でた音楽に酔えればいいですね。

 

チクセントミハイは「フロー体験入門」の中で

「原理的にマスターできる訓練は何であれフローの役に立つ。

瞑想や祈りでもいい。

重要なのはその訓練に向かう態度。

活動そのものを楽しむこと。

注意に対するコントロールを身につけることが肝心とわきまえておくこと」

フローと違うハイな状態

ランナーズハイ

スポーツでは、ゾーンとフローを同じとして扱われています。

マラソンでランナーズハイと言われますが、これはフローとは違い危険な状態です。

脳内モルヒネ(麻薬)作用のエンドルフィンという快感ホルモンが分泌されるので、痛みや苦しさを感じません。

変性意識状態で、空っぽになるとか表現されます。

マラソンで危険ゆえの阻止を聞き入れず命を落としたり、ゾーンを味わうために命を落としたパフォーマーもいます。

私の場合

この1、2年、時々バレエでフローに入るようになりました。

レッスン終わりの方で、難しい動きの時、スイッチが入ったように自動で体が動く感じになります。

音楽でというより筋肉がリズム的に動く感じで、頑張ってないのに力が出て跳べます。

 

意識はあり、ノッて楽しさが大きいです。

マインドフルネスを真面目に取り組んだせいか入りやすくなったと思います。

フリを覚えている時で、フリを考えてる時にはならないような気がします。

 

3年ほど前、1度だけレッスンでランナーズハイの状態を体験しました。

レッスンの終盤で、息が切れると思ったのが最後、その後、記憶がありません。

終わってなんだかぽわ~んとした感じで、帰りにとても不思議な感覚だったと思いました。

 

後から、ピアノの音に操られて動いた操り人形みたいな感じだったと思いました。

その時は全く思考や動いていた感覚がなかったです。

まだ、瞑想を真面目にやっていなかった頃です。

7/21(日)「メンタルのための体教室」


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《ミュージシャンボディトレーナー進藤浩子》

ステージに上がる音楽家のためのパーソナルトレーナー

思うように動かせない、痛みや悩みを抱えている音楽家の方が、

動きを回復して能力を伸ばし続けるよう、支援いたします。

長年医療に従事したのち音楽家専門のフィジカルセラピストに。

バイオリン、ピアノ、トランペット、アコギ歴。

趣味は、大人から始めたクラッシックバレエ、英会話、カラオケ

詳しくは プロフィール

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