演奏で動くメカニズムー筋トレが演奏やドラムに効果あるか?

演奏しにくかったり、 ドラムで疲れたりすると「力が足らない、筋トレしよう」と考えます。 

筋肉質なドラマーでも疲れやすい人がいれば、細いドラマーでも疲れない人がいます。

演奏でヘトヘトになる人とならない人。

動くメカニズムがわかると、 演奏しやすさと筋力についてがわかります。

人が動けるのは?

私たちが動くもとになっているのは、重力で、地球から引っ張られて重さがあるから動けます。 

試しに仰向けに寝て、両手を前に出し、両手を振ってみます。

フワフワ動く感覚ですね?

 

では座るか立って両腕を前に出して、手を上下に振ってみます。

腕の重みがよくわかります。片腕だけで数キロの重りがあります。

重力と書いて「動」きます。 

 

進行方向に運動エネルギーで進んだり、手やスティックも足も重さがあるからスピードがつきます。

筋力だけでなく筋肉の収縮弛緩や関節内で切り替えして反復するなど、体の造りで効率よく動きます。 

 私たちは、自らの重みと体の造りを活かして動きます。 

演奏の動きのコントロール

動きのメカニズム

体を動かしてるのは神経系で、すでに身につけた脳のプログラムを元に、体を動かします。

歩いたり話したり書いたり、スマホを操作するのも脳からの命令で動いています。

演奏では、身につけた動きのプログラム、神経回路で手足を動かします。

 

脳や脊椎(背骨の中にある神経)から、筋肉へ動く命令が神経を伝って動きます。

動きながら、筋肉や関節にある動きのセンサーや、手足が道具に当たる感触を、 脳や脊椎にフィードバックしながら動きを調節します。(神経筋制御)

動きのコントロール

動きのコントロールは2種類
1、脳からの意識的な命令によるもの 
2、脊髄からの無意識で反射的なもの

脳からの命令が強い1は、かたく力んだ動きです。

いい動きは2の反射的なもので、力まずなめらかな動きです。

手に力を入れて動かしたり、道具を強く持ったりすると、かたく力んだ動きで、いいコントロールでなくなります。 

演奏しにくいのは

初心者のうちは

しっかり身につくまでは、意識的にコントロールするため力が入ります。

慣れる、神経回路ができるにつれて、自然に動きやすくなります。

習熟していいコントロールで動けば、俊敏な動きや反射的な動きができます。

動きにくさに気づけない

私たちは自分の体の、かたさや手の力みを自覚せず、動きにくさに気づけません。

暑さ、寒さや痛み、痒みはに気づいても、かたさに気づきません。

動きにくいと気づかないうちに、手が力んで余計かたくなります。

 

力んだ動きをするほど動きにくく、そして「力が足らない」と考えがちです。 

腕や肩が疲労しやすく、続けるとダメージを受けやすく、故障につながります。

筋力アップよりも、動きにくさを改善することで、力まなくなります。

動きやすくなるために

動きやすいためには

腕や脚が付け根、体幹の中から動きやすく、単純に関節が屈伸しやすいことで、手足は動きやすくなります。

動けることを筋力と捉えがちですが、力を入れると筋肉はかたく屈伸しにくく、腕や道具のスピードは落ちます。

演奏では重いものを動かす力ではなく、腕や脚が抵抗なく俊敏に動くことが必要です。 

「ドラムで腕や脚が疲れない筋肉学」 

いい動きで演奏する

思うような音を出しやすいためには、パーツが動きやすい、四肢が屈伸しやすい状況、かたくない体、姿勢です。

かたさや力みに気づけないので、元の柔軟さや力まない奏法が大事です。

力まない身につけ方、練習の仕方がいいと、いい動きをするプログラムになります。 

まとめ

重力の中、体の造りを活かして動く

演奏では身につけた神経回路で手足を動かす

動きにくさに気づけず、力むと疲れる

力まない奏法で反射的でいいコントロールになる

ドラム、打楽器の姿勢、手足

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《ミュージシャンボディトレーナー進藤浩子》

誰もが健やかに自分らしく奏で、音楽を通して明るい未来を目指します。 

医療系の大学卒業後、長年医療に従事したのち、音楽家に体の指導やケアを行っています。

バイオリン、ピアノ、トランペット、アコギ歴。
趣味は、クラッシックバレエとライブに行くこと♪

詳しくは プロフィール

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