バスドラムを踏みやすくなる解剖学とコツ

バスドラムをダブルで速く踏めないとか、足が動きにくい、あるいは膝下が疲れやすいのはなぜのでしょうか?

ペダルを操作する動きは、小さい動きの反復の連続です。

ペダルを踏む動きについてと、踏みやすくなるコツを紹介します。

バスドラムを踏みやすくなる解剖学

ペダルを踏む動き

ペダルを踏む筋肉は、主に膝下、スネやふくらはぎにある筋肉と、足底にある筋肉です。

踏むときは、母指球あたりで踏んで、ひざ下の筋肉が縮んで力が入ります。

離す時に、これらの筋肉が弛みます。つま先は離れなくても、踏む力をゆるめます。 

 

足を使うとき、歩く時でも足首や足指は小さな動きながら必ず屈伸します。

膝下の筋肉の腱が足指まで伸びて、力を入れたりゆるめたりします。

ふくらはぎや脛にある筋肉が収縮弛緩するので、ドラムでこれらの筋肉が疲れます。

膝下にある筋肉の腱が足首から先まで伸びて
足首、足指を動かします。

ペダルは、腿の付け根から脚全体が上下しながら、足首、足指も小さいながら屈伸して踏み離しします。

足先を力で動かすと、ひざ下の筋肉が弛まず、足首足指をかためたままペダルを踏み離しします。

ペダルを踏んで離す小さな動きを力まないで、足首、足指が屈伸しやすく、楽に繰り返せることがポイントです。 

 

筋肉は、力を入れていなければ弛んで、次に縮みやすく踏みやすいです。

ペダルを上げる時は踏んだらゆるむ、ペダルを上げずに踏みっぱなしの時も必要以上に力を加ないのが望ましいです。 

 

足首から先の動きがよくわかる動画

Floating Double Bass Technique Explained
「足首の角度はそのままでなく、足首が曲がっていますよ。
ヒールは浮いていますよ。」

足裏の役割

足の裏は感覚受容器、圧受容器で、ペダルを踏んだ感覚で、足が動きます。

ペダルの反力反作用を利用して足が上がると、筋は余計に力みません。

 

また、足底はペダルを踏んだ反力も吸収します。

足の底は、走ったり着地したり衝撃を吸収できるよう、十分な弾力があります。

力むとかたく、衝撃を吸収しづらくなります。

 

足底の感覚や柔軟さを生かして、力まずタイミングよく踏むと、筋肉の収縮弛緩に抵抗なく反復しやすいです。

踏みにくい場合

力んで踏んでいる
足首がかたい
脚が動きにくい座り方
ペダルへの足の置き方

など、筋肉が反復運動しにくく、力んで踏む状況です。

力で動かそうとして足首をかためていたり、足首がかたく屈伸しづらいなど、筋肉がゆるまず動きを繰り返すと、膝下が疲労します。 

  

身につくまでは、意識的にコントロールするため、力が入ります。

力んだ奏法を続けると、足首はよりかたくなって、動きにくくなります。

 

力まないと、踏んだら筋肉がゆるんで反復しやすいです。

力んだ奏法だと、動きにくいので疲れます。

そういう人は足の小さな動きを「力が足らない」と考えてしまいます。

《ドラムで踏みやすい座り方と脚の動きについて 》

足首が動きやすいように

ペダルに足を置く前後的位置

ヒールアップしててもダウンしていても、かかとはペダルの斜面から外す(くるぶしから前を斜面に置く)と、足首が動きやすいです。

踏む動きをすると、くるぶしから前が下に傾いて、かかとの部分は上がるので、足の裏全部で踏むと抵抗があります

ご自分の足首を、エアで屈伸して、見てみてくださいね^^。

  この辺りクルブシより前が下がり
後ろは上がります

つま先の向き

つま先を外側や内側に向けると、腿が緊張して動きに抵抗が出ます。

ガニ股の人は、つま先が外側に開いてしまいます。

座ったら、脚をリラックスさせて、かかとから人差し指を結ぶ線をまっすぐにして置いて、座り直すといいです。

「ドラムは足の向きで変わるー座り方とガニ股改善の筋トレ」 

足の裏は意外とすごい

足底腱膜炎とは

足底の柔軟さや可動性が足らないと、 足首から先が動きにくくなります。

足の裏が痛くなる「足底腱膜炎」で、普段の生活やジョギングなどで、歩きにくくなります。

若いギターやベースの方でも痛める方がいて、ライブで楽器抱えて立ちづらくなります。

足裏が全身を動かす

自分の何10kgの体重を支えて動くために、膝下の筋肉はしっかりと強く、足元を動かします。

そして足底は軟らかく、衝撃を吸収しつつ体を支えます。

足首や足の指が折れて、地面を蹴って全身を支えて動きます。 

 

いかに普段履いている硬い靴やクッションのあるシューズが、足底の柔軟性や可動性を不十分にしてるか、です。

たとえ1万歩歩いても、硬い靴やクッションのある靴は、かなり不自然で疲れや腰痛の元になります。

ペダルを踏みやすくなりたかったら、硬い靴やクッションシューズ履かずに、足首や足指活かして歩いてください。

まとめ

力で踏む、足首がかたい、脚が動きにくい足の置き方、座り方など、筋肉が収縮弛緩しにくく反復しにくい状況を改善

腿の付け根、足首、足指で小さな動きを、楽に繰り返せること

力まずリラックスして、足底の感覚、柔軟さを生かして反復しやすく 

「バスドラムは筋トレよりもストレッチで、ペダルを踏みやすく」

「ドラムで腕や足が疲れない筋肉学」

ドラム、打楽器の体

パーソナルトレーニング

柔軟、コアトレーニング教室


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《ミュージシャンボディトレーナー進藤浩子》

誰もが健やかに自分らしく奏で、音楽を通して明るい未来を目指します。 

医療系の大学卒業後長年医療に従事したのち、音楽家に体の指導やケアを行っています。

バイオリン、ピアノ、トランペット、アコギ歴。
趣味は、クラッシックバレエとライブに行くこと♪

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