ドラムの椅子の座り方で体の軸や重心とは?

 

ドラムを演奏しやすいためには、どう座ればいいのでしょう。

バランスや安定、体の軸、重心などの言葉は理解しにくく、やり方もわかりません。 

バランをとってみて、手足が動きやすくなるための姿勢、座り方のヒントを挙げてみます。

前回「楽器の椅子に安定する座り方ー腕が動きやすくなるコツ」の深堀です。

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ドラムの座り方で重心、体の軸とは

重心とは?

重心とは、質量が均等に分散される点。

体に作用する重力の中心で、体は動くたびに重心の位置が変化します。

止まってる物は縦長いと転びやすいですが、メトロノームみたいに下に重みがあると安定します。

人の体は、てっぺんの頭が重く足は細く形も不均衡で、動いて安定はよくありません。

 

(以下「ピラーティスアナトミィ」より引用)

人はそれぞれ体型が異なるため、重心も異なります。

両腕を下ろして直立した時、平均的な人の重心は仙骨(お尻の割れ目の上の広い骨)のすぐ前、身長の55%の位置に来る。ただし、個人差も男女差も大きい。

 

細長い物体ならアームなど動かすだけでも重心は変化しますが、体は姿勢を保つ反射が働くため倒れません。

重心が体の中心で低い位置にあるほど、体は安定しやすいです。

これが胴体の下の方で、下腹です。

 

重い物を持ち上げるとき、重みに負けないように自分を支える力が下っ腹に入ります。

これがないと体は倒れてしまいます。

おへそよりももっと下の方で、ダンス系の人は下腹にある感覚、動きの中心をよく「コア」と呼びます。 

体の軸とは

クルクル回る独楽には、真ん中に軸があります。止まればコケます。

人の体は、丸くもピラミッド型でもなく、形が不均衡で不安定です。

地球に引っ張られる垂直軸に体を載せると、足や背中に緊張がなくなり、余計な筋力を使いません。

「気をつけ」と無理にまっすぐするのではなく、脚と背骨の骨格で立つと足や背中の筋肉に余計な力が入らず、腕や脚が動きやすい状態です。

実際にやってみましょう。↓

バランスをとってみる

まず、足を腰幅に開いて立ち、前を向きます。

・くるぶしの前
・大転子(、腿の付け根の外側の骨の出っ張り)
・肩
・耳たぶ

を意識して、直線に結んで立ちます。

意外と難しくて、そのままでいるのは辛いですよね?

では、ちょっとストレッチしてみてください。

 

万歳をしてつま先立ちで上に伸びます。時々かかとを降ろしても可。

ゆっくりでいいので1分位体を伸ばします。痛いとこがある人は横になってやって可。

(バランスとってるのわかりますね)

そして、バランスをとる姿勢をやると自然にできます。

両脚の上に頭が載り、自分の骨格が逆さの音叉になったみたいな気がしませんか?

(こんな簡単なストレッチでもすると、違いますね)  

 

バランスがよくないのは、掃除機をかけるなど前傾姿勢でいると、腰に負担がかかります。

猫背など姿勢が悪いと、脚と背骨の骨格で立たず、背中や足の筋肉に余計な緊張があるので、腕や脚を動かすのに抵抗があります

 

普通は、重力も自分の頭の重みやかたさ、動きにくさを自覚しません。

重力に逆らって垂直軸に伸びるストレッチで、骨格で立たちやすくなったワケです。 

 

<追記>

ツーバスですが、椅子でバランスとる座り方を説明してます。

1’37″~地面から足を離して、両手を横に開いてバランスをとる、と。

体操でもフィギュアでも、両手を横に開いてバランスとります。

綱渡りの人が長〜い棒持ってるのは、できるだけ重心を下にして体のブレを吸収しています。

《肩のウォーミングアップ》

ウォーミングアップして、最後に両手を開いて前を見ます。

動きは、まっすぐや左右対称でない

体は動くときブレる

人は動くときにブレます(身体動揺、重心動揺)。

鏡を見ながら足踏みをするとわかりますが、頭が結構動きます。

NASAによると、椅子から立ち上がるときですら真直ぐでなく、頭が左右にぶれながら動くそうです。

 

常にブレを吸収しながら動きます。

座って腕や足を動かす際や当たった衝撃も、体は吸収します。

左右で差がある

多くの人が右利きで、左利きの人の割合は12〜13%だそうです。

利き手とは「文字を書きやすい方」だそうで、左手でシャベルやほうきを使いやすい人の割合はぐっと上がります。

 

右利きな人は、左足より右足に体重をのせやすいです。

だからフィギュアでは、得意な方にしか回転しません。

ちなみにイチロー選手と松井選手は、右で投げて打つのは左側です。

 

左右では、力の入り具合、動く感覚や触る感覚が違います。

非利き側でもPCのタッチみたいに、練習すれば覚えます。

非利き側でも動きは覚えるし、やりやすい動きもあります。

ちなみに自分は踊りで、苦手な左足軸だと力入りませんが、余計な力が入らずきれいに動きます。

 

ドラムの座り方、要点

重心が下腹にあると体が安定、筋肉に余計な力が入らない

自らの重みのせいでかたくなったり、バランスがよくないと、手足の動きに抵抗が出る

軽くストレッチをして体をほぐし、下腹を意識して腰を据える


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「ドラムのための筋肉学ー自分を支える力、インナーマッスル」

「ドラムは足の向きで変わるーバスを踏める筋トレと座り方」

ドラムでの体の使い方

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《ミュージシャンボディトレーナー進藤浩子》

誰もが健やかに自分らしく奏で、音楽を通して明るい未来を目指します。 

医療系の大学卒業後長年医療に従事したのち、音楽家に体の指導やケアを行っています。

バイオリン、ピアノ、トランペット、アコギ歴。
趣味は、クラッシックバレエとライブに行くこと♪

詳しくは プロフィール

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