ドラムで腕や脚が疲れない筋肉学

ドラムでは、腕を痛めたり足が筋肉痛を起こしやすいです。

たえずペダルを踏むふくらはぎ、腿、スティックを振る手や腕。

そこに楽器からの反力を受けます。

ドラムで手や足を動かすためには、筋トレしたらいいでしょうか?

疲れず叩いたり、踏みやすい動きについて。

 

ドラムで腕や足を動かす筋肉学

手足が動きやすい条件

動きは、体側から末端へ連なります。

腕や脚の付け根の動きがよくて、末端が力まないと手足は動きやすくなります。

この動きの流れに逆らうと、動きにくく疲れます。

 

例えば投球。肩の動きがよくて肩から腕が動けば、速く投げれます。

投手なら足から連なる動きを利用して上半身から腕、手首がしなってスピードが出、手先で球のコントロールができます。

肩の動きが悪いと腕のスピードが出ず、球をしっかり握ると手首のスナップも利かず手先でコントロールができません。

 

演奏は、手足が物に触れて操作することの繰り返しです。

動きやすいためには、単純に関節が屈伸しやすい=筋肉が収縮弛緩しやすいことが必要です。

 

手に力を入れると、手首、腕はかたく屈伸しにくく、腕や道具のスピードは落ちます。

動けることを筋力と捉えがちですが、演奏では重いものを動かす力ではなく、手足が反射的に俊敏に動き続けます。

手や足の付け根

腕は、胸と背中の筋肉と共同して動きます。


胸や背中の筋肉がかたかったり、猫背で脇や背中が伸び縮みしにくいと、腕の動きが悪くなります。

上半身が柔軟で、肩甲骨が動きやすいと、肩から手先にスピードが伝わります。

 

肩甲骨が埋没してる!とは大袈裟ですけど、動きにくいと力んで背中や腕に負担がかかります。

多くの大人で筋肉質な人は意外と、肩甲骨の動きが悪いです。 

肩の動きは小さくても、動きやすさ、スピードや負担に大きく影響します。

腿の付け根も立体的に動きます。

腰を丸めたり深く座るなど腿を動かしづらい座り方だと、力んで動かして疲労や腰痛を起こしやすいです。

「ドラムの座り方で体の軸や重心とは?」

手先、足先が柔軟なこと

手先や足先が、力まず柔軟であることが望ましいです。

末端には力が入らないことで、腕や足のスピーディな動きや細かいコントロールができます。

ペダルの足は、足首や足指が小さいながら柔軟に屈伸して、脚全体がたえず細かく上下に反復します。 

 

足の底がペダルを踏んだ感覚、反力反作用を利用して上がります。

手や足底がスティックやペダルに触れる感覚で、動きをコントロールします。

スティックを強く持つと、楽器からの衝撃を柔軟な手や腕で吸収せず疲れます。

 

私たちは、高いところから着地するときに、足首、膝、腰など関節を曲げます。

直立したままだと、筋肉や関節がかたく衝撃を吸収できません。

筋肉や関節をゆるめて衝撃を吸収しながら、痛めることなく動きます。

 

ペダルは戻り、収縮した筋は弛緩します。

演奏で連続して動かすには、足首から先が力まず柔軟な足首で、筋肉が収縮弛緩しやすく反復します。

道具を強く持ったり足を力で動かすことで、筋肉そのものの動きやすさを邪魔し、疲労や筋肉痛を起こします。

ドラムで力が入る

慣れないと力が入る

しっかり身につくまでは、意識的にコントロールするため力が入ります。

慣れるにつれて動きやすくなります。

力で演奏している

演奏では身につけた動きが普通に感じられるため、力を入れて演奏をする人は、動きにくさを自覚できません。

ペダル、スティックから足や腕に反力を受けやすく、疲れや筋肉痛を起こします。

力を入れて演奏をする人は、動きにくいので「力が足らない、筋トレしよう」と思いがちです。

比較的、筋肉質な人に多いようです。

筋トレをすると

反復運動をウェイトトレーニングでやると、かたい筋肉になります。

重い過重を動かせても、収縮弛緩のスピードは遅く俊敏でなくなります。

 

試しにやってみてください。

まず、卓球の素振りを10回やってみます。

腹筋か腕立て、ダンベルとか筋トレをして、また卓球の素振りをすると腕が動きにくくなるのがわかります。

ドラムで疲れない筋肉、まとめ

手足の付け根の動きがよくて末端が力まないと、動きが体から末端に伝わりやすい

体、手足の付け根から楽に動いてスピードを

手や足元で力まないと反復しやすく痛めない

「ドラムのための筋肉学ー自分を支える力、インナーマッスル」

「演奏で動くメカニズムー筋トレが効果あるか?」

ドラムの姿勢、手足

パーソナルトレーニング

柔軟、トレーニング教室


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《ミュージシャンボディトレーナー進藤浩子》

誰もが健やかに自分らしく奏で、音楽を通して明るい未来を目指します。 

医療系の大学卒業後、長年医療に従事したのち、音楽家に体の指導やケアを行っています。

バイオリン、ピアノ、トランペット、アコギ歴。
趣味は、クラッシックバレエとライブに行くこと♪

詳しくは プロフィール

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