演奏と呼吸の関係

音楽と息の関係は、
声や管楽器は息を吐いているので呼吸そのもの。
どの楽器でも曲に合わせてテンポが速ければ呼吸は速く、
テンポが遅ければ息はゆっくりしています。

前回書いたように動きは息を伴います。
大きな力を入れるときや、
ジョギングするときでも息に支えられて動きます。
大勢で神輿を担いだりするときも
かけ声で動き、テンポが揃います。

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もとから呼吸は自然にしているもの。
演奏中でも無意識にしています。

演奏中の呼吸法については、
呼吸を意識すると演奏に集中できません。
また呼吸を意識すると呼吸が難しくなります。
演奏中演奏の動きを意識すると難しくなるように。

歌や演奏中は、自然に
たっぷり息できてるといいですね。

曲でフレーズ、音が続いている間吐いている、
ちょうど歌うように、難しく考えないで
リラックスして演奏するといいです。
吐いたら反射的に息が入りますね。
吐いたあと意識しなくても、
入ってくるので吸うのに邪魔されない、
力んでいなければ入りやすいです。

腹式呼吸という言葉がよく使われます。
わかりやすいのが寝ているとき。
吸うとお腹がポッコリふくらんで吐くとお腹がへこむ。
朝、目が覚めたとき確認できます。
体に力が入ってなければ、お腹がふくらんで、
ゆっくりでたっぷり息しています。
立つと脱力はしていませんので、
寝てるときみたいな腹式呼吸にはなりません。

要するに起きていても、体が力まず
リラックスしていると息しやすいです。

管楽器で肩を上げて力で吸っている人は、
ムリに吸ったり吐いたりしてるのがわかります。
顔も力んでます。
アンブシュアも舌も余計な力が入るでしょう。

息は空気は肺に出入してますが、
空気の出入りも足腰で支えられています。

わかりやすいのが能やオペラ。
足腰を据えて体に力が入ってないので
驚くほどの声量やロングトーンが出ます。
どこにも力みがないので顔がすごくよく動きます。
もちろん一朝一夕にできるものではなく、
オペラの人は立って歌う事で、
能は子供の頃から正座で肚から声を出す練習を積みます。

足腰を据えると上半身が支えられます。
余計な力が入らず腕や顔が動きやすく、
息も出入りしやすいです。
自分の体を支えるほどに、息も支えられます。

「真人の息は踵を以ってし、
衆人の息は喉を以てす」荘子

できる人は息は踵(カカト)でしていて、
未熟な人は喉で息していると。

しっかり座れている様を「腰を据える」といいます。
“腰”という言葉、英語では
low back , hipで腰という単語がありません。
日本人ならではの感覚かもしれません。

「腰を据える」と言うと、
何かにじっくり取り組む様も言います。
腰を据えた姿勢で取り組むと集中しやすくなります。
体のあり方でメンタルも影響を受けますから。

腰を据える、足底とお尻で上半身を支えると、
腰から上が動きやすくなります。
だから管楽器はもちろん、ピアノや
ギターでも足腰据えた座りが大事です。

かたいと難しいです。
だから演奏や歌う前にウォーミングアップするといいんですね。

弓やピアノで、出だしは吐きながら弾き始めるといいです。
バイオリニストの川畠成道さんが弾き始める前に
息を吸うのが聴こえたことがあります。
「スーッ」(弓がダウンして最初の音)

ドラムもカウントしてる時点で呼吸しています。
腰を据えた座りで足底が使えるといいです。

腰を据えて、
息が出やすくたっぷり入りやすい体で演奏を。

 

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