ミュージシャンが筋トレすると演奏しやすくなるか?

動きが悪い、動きにくいところがあると人は、「トレーニングをして力をつけよう」と考えます。

動くには力が要る。ドラムや管楽器の演奏のため、指を動かしやすくなるために指や腕を鍛えよう。

ミュージシャンが筋トレすると動きやすくなるでしょうか?

筋力つくと、演奏しやすくなるでしょうか?

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内田樹さんという方、武道家としても有名です。

『ぼくらの身体修業論』2015朝日新聞出版
内田樹、平尾剛(元ラグビー日本代表)

内田)
人の体は流動体。武道では筋トレは禁止、ワザはかからない。

ブルース・リーの筋は筋トレじゃなく腕を動かしてついた筋。

平尾)
マシンで腕、胸、脚、個別に鍛えてついた筋でなく、どれだけスムーズに鋭角に走れるか。

流れの中で自然な動きでついてくる筋は、各部位が関係しながらついてくるもの。

メッシらサッカーはつけた筋より「ついた」筋。

僕はウェイトをやめた。

………………………

五郎丸選手らラグビーの選手は、がっしりたくましいです。

鋭角に走ったり投げたり動くことで筋がついて、目的の動きができます。

 

パーツを鍛える道具は重みが均一で、硬い物を動かしたり押したりして部分的に筋が肥大します。

引き締まって硬い筋が見えて快感です。

 

人の体、動きは流動的です。だから音楽にノッて音を出したくなります。

パーツの筋力がアップしても、流動的な動作には向かないです。

実際、私の周りのジムトレーナーは、敏しょう性や柔軟性、片足で立っていられるような安定性は悪いです。

鍛えるほとんどのミュージシャンは、動かないから、吹けないから、もっと動けるように筋トレしようとします。

 

確かに、指を鍛えるための道具も売ってますが、あれは売れるだろうから作られてるんです。

痛めたところに負荷をかけて治ることはありませんし、指を押す力をつけても運指の能力は上がりません。

 

指を何㎜か押すのに、腕を動かすのに、その場でペダルを何㎝か踏むのに、筋肉を鍛えて繰り返し速く動けますか?

力むと速く動けなくなります。

動かせないとき
・まだ演奏の動きが身についていない
・手や道具に力が入って速い動きができない
・肩など体のかたさや手が動きにくい状況

のどれかです。

動きが悪い、吹けない、速く動かせないとき、動きが悪い状況を改善していくことです。

演奏しにくい手 

余談ですが、内田樹さん、ロック好きでハル・ブレインのドラムなら聞いてわかると。(音楽ネタはそれだけでした)

イチロー選手 8’あたり
「ウェイトやって大きくなって、スィングスピード落ちるんですよ。

シーズン入ってトレーニングできなくてやせると、スィングスピード上がるんですよ。」

トレーニングそのものを、否定してるワケじゃありません。

音楽家のストレッチや運動

「ドラムで腕や足が疲れない筋肉学」

「演奏で動くメカニズムー筋トレがドラムに効果あるか?」


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《ミュージシャンボディトレーナー進藤浩子》

健やかに奏でることを楽しみ、音楽を通してより幸せに生きることに貢献します。 

医療系の大学卒業後長年医療に従事したのち、音楽家に体の指導やケアを行っています。

バイオリン、ピアノ、トランペット、アコギ歴。
趣味は、クラッシックバレエとライブに行くこと♪

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