心を落ち着かせる呼吸

心と体はつながっています。

疲れていてもいい知らせがあると
体はウキウキ、足取りも軽く。
逆に何か悪い知らせを聞くと、
体はずっしり、足取りも重くなります。

元気な曲を聴けば気分は上がるし、
スローな曲なら気分もゆったり落ち着きます。

こういうのはわかりやすいのですが、
自分でも気づかないうちに忙しさや人間関係など
ストレスが大きくなると、不眠になったり胃腸にきたりします。

つながっている心と体の間に「呼吸」があります。

体の動きには息が伴います。
力を入れるときに声を出したり、
大勢で動くときにはかけ声をかけて動きが合います。

感情にも息が伴います。
興奮して鼻息が荒くなったり、
笑ったり泣いたりも呼吸を伴います。

自分でも気づかないうちにストレスが大きくなって
心臓辺り、みぞおちが苦しくなったり
ひどいと息がしにくくなってパニック障害を起こしたり。
(呼吸は正常で息できていても、苦しくなります。)

心臓や消化器は自分でコントロールできませんが、
呼吸は唯一自分の意思でできます。

呼吸を意識的にすることで心を落ち着かせられます。

故スティーブ・ジョブズが禅にはまって
瞑想していたせいで瞑想が流行っています。

座禅、瞑想、ヨガ、マインドフルネス…
瞑想や呼吸法ってたくさんあります。

でも元をたどると同じ、全部仏教の修行です。
大乗仏教の修行がヨガ、瞑想で禅や禅定はヨガの一種でした。
唯識瑜伽行派(ゆが)というのがインドで身体技法のヨガをやったそうです。

昔から呼吸で心を落ち着かせることは行われてきました。

『養生訓』今で言う健康本です。
江戸時代に貝原益軒が83才で書いた『養生訓』より

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呼吸の仕方 常に鼻より清気を入れ、口より濁気を吐き出す。
入るる事多く出す事すくなくす。出す時は口をほそくひらきて少吐くべし

ゆるやかに呼吸せよ 常の呼吸のいきは、
ゆるやかににして、深く丹田に入るべし。急なるべからず

真気を丹田にあつめる 臍下三寸を丹田といふ。
(中略)養気の術つねに腰を正しくすえ、
真気を丹田におさめあつめ、呼吸をしづめてあらくせず、
事にあたっては、胸中より微気をしばしば口に吐き出して、
胸中に気をあつめずして、丹田に気をあつむべし。
如レ此すれば気のぼらず、むねさわかずして身に力あり。

ーーーーーーーーーーー

“丹田”とは臍下三寸だそうです。
ゆっくり呼吸して胸よりもへそ下を意識して、
落ち着いて力がみなぎってくると。

ちなみに、“丹田”はもとは丹薬という
不老不死の薬を育てる田畑のことで、道教の言葉だそうです。

もちろんヨガや座禅をやってもいいのですが、
やり方がいっぱいあって、丹田とか腹式呼吸とか
言葉がわかなくて遠回りするなら
方法にこだわらなくていいと思います。

体をリラックスさせて、ゆっくりいっぱい吸って
ゆっくり長く吐いていく。
時間があったら仰向けになってやっても。

緊張でドキドキしたり、
不安で胸がキュッとしたり
怒りやイライラも、体から吐き出しましょう。

精神科医の名越文康さんや仏教学者の横山紘一さんも書かれていますが、
「私は怒っている」とか「ジェットコースターが怖い」と
声に出して繰り返すと本当に怒りや不安が消えます。
口から吐き出すとスッキリすることありますよね。

PCとにらめっこばかりして
体がかたくなると呼吸が浅くなります。

難しく考えず、何も考えず体の力をぬいて、
呼吸をゆっくりします。

あとジョギングしたり、
夜ならゆっくり吐きながらストレッチしたり、
お風呂につかるのも筋を休めて水圧で息がゆっくりになります。

湯船につかった時の「うぇ~」とか、
風呂上がりの一杯の「プハー」とか爽快ですね^^

GW、いいお天気ですね。
緑がきれいで花が咲いて、いい香りがします。
気分がゆったり、呼吸もノビノビしていそう。

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息は自らの心って書きます。

ストレスを感じたら、ゆっくり呼吸して
体の緊張をといていってください。

息で心身をコントロールする本題からずれますが、
自分が落ち着ける曲を聴くのもいいと思います。

 

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