ジストニア、ステージ恐怖症ー脳の傷み の続きです。

ジストニア、ステージ恐怖症はがんばらない

負担をかけない

◯動きの繰り返し、「早くよくなりたい」、意識的な解決策をやらない

◯脳の傷、心の声の存在を理解する

◯精神的負担になることは避ける

 

ジストニアに対して、手術という手段ももちろん選択肢ですが、個人的にはおすすめしません。

手術をすれば、手術そのものや術後の痛み、動かないショック、リハビリ期間がさらなる心の負担になります。

脳を癒すには

回復、再生するのは脳の神経です。

脳を変える、神経回路を変えるためには、同じやり方でやるのではなく、別なやり方をする必要があります。

感覚や動きを変える、心や思考によっても脳は変わります。

脳の治癒力

神経可塑性

以前は「脳は、自己修復したり失われた機能を回復したりする能力は持たない」と考えられていました。

脳の神経回路は変わらないものと考えられて、脳に障害を持って生まれた子供は一生そのまま、怪我や脳卒中によって脳の一部が損傷すると、修復不能と考えられていました。

 

しかし、脳の神経細胞のつながりが変化することを実証したエリック・カンデルの研究は、2000年度ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

 

脳は改善する能力があるとする何百もの報告があり、脳の可塑性、神経可塑性と呼ばれています。

可塑性とは「形が変わる性質」という意味で、脳の細胞同士のつながりが変化したり、脳の神経が再編成できることを指します。

感覚、心、動き、思考を通して

脳が改善した報告の多くは、視覚や音、振動や電気、触覚や動きを利用します。

最も効果的な方法の一つとして、思考の力によって脳の神経回路を変えることで、心の活動や気づきと感覚を結びつける方法も多く報告されています。

 

信じ難くあやしい話に思えますが、人間は脳の「中枢神経系」と、動く神経と感覚する神経の「末梢神経系」、お互いのやり取りで生きています。

脳が動きや内臓などをコントロールしているだけでなく、知覚して感じたり、動いたりすることで脳は働きます。

心、感情は迷走神経を介して、心臓や消化器、声や顔に生理的に体に表れます。

 

脳の修復において、体と心は大きな役割を果たします。

神経可塑性は、本人がよくしようと心、体、頭を駆使することで、脳神経が再編成できます。

感覚、心、動き、思考を通して配線された脳を、感覚、心、動き、思考を通して配線を変えます。

自然で非侵襲的で、副作用がありません。

 

身体や心の痛みによって脳に傷が残ります。

思考や心の作用、身体によって脳が変わることは、普通にありえることです。

驚くほど効果が出る神経可塑性は、心を備えた脳だからこそ可能なことです。

ジストニア、ステージ恐怖症の傷を癒す

自分でできること

できない自分を責めないで自分に厳しくしない。

自分を批判しないで完璧を求めないで、自分を受け入れること。

がんばらない、自分の内側と戦うことはしないでいてください。

 

ミスをしても指が思うように動かなくても、そのままの自分を愛しましょう。

自分を容認し安心することでリラックスし、ジストニアや恐怖症を乗り越えることができます。

 

◯あなたがとてもリラックスしたり、癒されることは何でしょう?

 例;お風呂、ペット、実家

◯マインドフルネス

 体を落ち着かせ、思考をコントロールしたり感覚に注意を向けます。

◯フェルデンクライス

フェルデンクライス氏は物理学者、柔道家、身体技法の創始者で、1949年に脳は新たな神経経路を形成できると述べて、最初の神経可塑性を述べました。

フェルデンクライスメソッド自体はわかりにくいので、わかりやすくして体の指導奏法の改善に取り入れています。

◯左右交互刺激

他、海外で用いられている方法

トラウマ分野の療法が舞台俳優、芸術家、アスリートのイップスに効果が出ています。

EMDR

・ブレインスポッティング

・ソマティック・エクスペリエンス(SE)


「ドラマーがより叩ける体にースランプ、ジストニアから脱出する」パスワード12345

「奏法の改善、あがりを克服できない人にマインドフルネスがいいわけ」

「音楽家のジストニア、手術しなくてもなおります」

「集中、創造力など、音楽家におすすめなマインドフルネス瞑想」

「あがりを克服できないステージ恐怖症」

「回復する力」

奏法の改善

メンタルサポート