ドラムでの姿勢、座り方

背中に余計な緊張がなくリラックスした姿勢だと、腕や脚を動かすのに抵抗がなくなります。

椅子にはちょっと腰掛けるように座ると、腿の動きを邪魔せず足が動きやすいです。

 

顎を少し引いて浅く腰掛け、一旦下腹を意識します。できれば深呼吸してください。

上半身がリラックスして背中に張りがなくなり、肩甲骨が動きやすく腕の動きに抵抗がなくなります。

ガニ股、内股の人は、足をリラックスしてペダルに置き直すと、余計な力が抜け動きやすくなります。

「ドラムの座り方で体の軸や重心とは?」

猫背のように背中が引っ張られていると、 腕や脚を動かすのに余計な力を使い、腰にも負担です。

膝、腿の付け根とも90°くらい、ご自分がペダルを踏み離ししやすいように合わせのがおすすめです。 

ドラムで動きやすい腕、足

叩きやすい腕

肩甲骨が動きやすいことで、腕の動きやすさや瞬発力は出ます。

肩甲骨周りがかたくなく、背中に張りがない姿勢だと、力を入れなくても体からスピードが伝わります。

スティックなど道具を握らず力で動かさないと、手首が柔軟で切り返しやすく、手が柔軟なまま細かい操作ができます。

ペダルを踏みやすい足

太ももの付け根から脚全体が上下して、足底がペダルを踏んだ感覚を利用して動きます。

腿の付け根を動かしやすい姿勢や座り方と、足首足指を柔軟に動かせると反復しやすく疲れません。

 

かかとから人差し指がまっすぐになるように置くと、脚の動きに抵抗がなく動きやすいです。

足の裏全体でペダルを踏むより、くるぶしより前で踏むようにすると抵抗が無くなります。

「ペダルは筋トレよりもストレッチで、バスドラムを踏みやすく」

「ドラムは足の向きで変わるーバスを踏める筋トレと座り方」 

「バスドラムを踏みやすくなる解剖学とコツ」

ドラムでの動きと筋トレ

動きは、体の方から末端に向かいます(運動連鎖)。 

投球のように体から手先へ動きが連なることで、先端にスピードが出たり手先で細やかな操作ができます。

 

力を入れると、体から伝わる動きが生かされず、手首のしなりや足元の柔軟さがなくなり、筋肉、関節がかたく疲れます。

筋力をつけると力が出る感覚がありますが、筋トレでできた筋はかたく俊敏に収縮せず、反復しにくくなります。

力で動かすよりも、余計な力が入らない方が、スピーディに動けて柔軟な手や足元で衝撃も受けず、疲労を遠ざけます。

「ドラムで腕や足が疲れない筋肉学」

「演奏で動くメカニズムー筋トレがドラムに効果あるか?」

ドラマーに多い痛み

腰痛

体幹のかたさやよくない姿勢だと、腰に負担がかかります。

柔軟な体幹、腰部や腿の付け根の柔軟さが必要です。

重い物の運搬も、腰痛を起こしやすいです。

姿勢、こりや腰痛改善 

足の疲れ

足を無理に動かそうと力むと、 力が入らなくてもいい筋まで収縮しかたくなります(同時収縮)。

膝下に力を入れ足首を固めたまま踏むと、 筋は伸縮しにくく動きがかたく筋肉痛になります。

降りたペダルをさらに力で踏むと、腕相撲のように動かないまま筋を強く収縮させとても疲労します(等張性収縮)。

演奏に慣れないうちは、力が入りがちです。 

膝の痛み、ガニ股

ガニ股、内股は脚の動きが悪く、筋肉や関節への負担が大きく、腰や膝に負担がかかります。

足首、膝、股関節が真っ直ぐだと、動きやすくなります。

《ガニ股を直すエクササイズ》
ちなみにX脚の解消法も同じ。

 

親指、肘の痛み

手の筋が、肘関節から指についているので、 手に負担がかかると肘を痛めます(テニス肘)。

親指に力を入れて道具を持つと、親指の付け根(腱鞘炎)や肘を痛めます。 

 

小指側からスティックを持つように手を持っていくと、余計な力が入らず、手首や腕が動きやすくなります。

親指に力を入れないと、手や手首が柔軟で衝撃も吸収するので腕を痛めません。

音楽で多い体の不調 2,肘・腕   

肩、腕の痛み

手に力を入れて動かすと腕や肩を痛めます。

手は大きな力が入りますが、力を入れて動かすと手首や腕がかたく、腕や肩に疲労や痛みを起こします。

また、背中がかたい人は肩甲骨から腕の動きが悪く、力んで衝撃も受け腕や肩を痛めます。

 

ドラム演奏での手の動きは、重い荷重を動かせる筋力より、肩、肘、手首や指の関節全部が屈伸しやすく俊敏なほうが望ましいです。

スティックなどをしっかり握らないことで手や手首の柔軟さが保たれ、動きやすくスピードが生き衝撃も吸収します。

 

40前後から四十肩、五十肩のリスクが上がり、凍結肩と言って痛みがひどく動かせなくなります。

ドラマーでなくても起こしますが、半数は打ったり重いものを背負うなどのきっかけで起こします。

腕が動かせないので、日常生活に支障をきたしますが時間が経つと寛解します。

音楽で多い体の不調、首、肩 

持久力

・体力;発汗によるNa、水分不足に注意

・つらないために;前日の飲酒を控える、CaやMgなどミネラルを含む野菜や大豆製品を摂る

・疲労回復;クールダウンのストレッチ、耳を休める、適切な食事、睡眠、アルコールは睡眠を浅くするのでほどほどに 

動画と関連記事

《ドラムで踏みやすい座り方と脚の動きについて》

《椅子の座り方》

 

 

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