身体的、精神的疲労を減らすために環境を整えます。

日常の中で、体にかかる負担を音楽活動への影響を最小限に食い止めるよう、配慮も必要です。

音楽をする環境

譜面台

楽譜は体から60~70cm(腕の長さ分)離し、目よりも少し下に。

下すぎると頭がうつむき、背が丸まり腕の動きが悪くなります。

◆照明

一番いいのは自然光、明るすぎや正面からはよくない。
カーテンやスクリーンを活用。

◆室温湿度

音楽家には冬は21~23℃、夏は20~24℃が適するとされています。
湿度は40~60%程度。

日本のコンサートホールは24℃前後に設定。
欧米人は日本人より低い室温を好む傾向がある。

◆バンドの音量設定

長時間や連日の演奏では、音量に注意する。

スタジオでは音量を上げてしまいがち、アンプの音量を下げる事を恐れない。

各パートの音が聞こえればそれが最適、ドラマーがG,Bの音が聞こえるように。

叩く人によって音量が違うのでDrから音量を決め、

B→G、最後にVoの音量を決める。(音楽の土台となる低音、テンポから先に)

音量は徐々に上げていく。
Voが自分の声が聞こえないと歌いづらく、大声を出して喉を痛めやすい。

◆遮音

アクリル樹脂のスクリーンを打楽器や金管パートの前に置く。
(他のパートを守る。音は吸収しない。

置く場所によってはかえって音が大きくなることも。)

折りたたみ式の音響調節スクリーン、コルクボード、カーペットなど吸音素材を取り入れる。

一部参照
『図解 音楽家のための身体コンディショニング』音楽之友社
※『直伝指導!実力派プレイヤーへの指標』佐久間正英 リットーミュジック

日常生活、移動での注意点

・メールを親指で何十分も打たない
スマホを小指の内側に載せない(小指が変形)
・受話器や携帯電話などを強く握りしめない。
・楽器運搬時には手、肩への負担をさけ、
キャリーか背負う
・荷物は片側だけに負担にならないよう時々持ち替える
・重いものは体から離れたところで持ち上げず、自分の体の軸上に重みを載せて運ぶ

◆ツアーや移動で

長距離や車での移動は体がかたくなります。

立って歩いたり、運転を交代したり体を動かす。

演奏前には大きく動かしたり、適切なウォーミングアップを。

お風呂につかったり、ストレッチをして筋をゆるめて寝る。

飛行機や新幹線は空気が乾燥しているので、喉が乾かないようにマスクを付けたり水を少しずつ飲む。

音楽で痛める主な原因

◆姿勢や体のかたさからくるもの

こり、腰痛、息しにくさ、腕の動きにくさやしびれ、足底筋膜炎、ガニ股からくる膝や脚の痛みなど

◆パーツの使い方による負担

腱鞘炎や肘の痛み、聴覚障害など
音楽で多い体の不調

◆加齢によるもの

五十肩や手根管症候群、捻挫、しびれなど関節・神経の症状
柔軟さが落ちて、肩こり、腰痛を起こしやすい

◆偶発的なもの

突き指、切り傷、切り傷、転倒、重いものの運搬、風邪など。
手の外傷に気をつけてください。 


メルマガ登録  

ご質問ご相談は≫お問い合わせ 
またはメール info☆music-body.com
(☆を@に変えてお送りください)

ミュージシャンボディトレーナー進藤浩子

健やかに奏でたり、音楽を聴いて力をもらったり、音楽を通して幸せに生きることに貢献します。

就学前よりバイオリン、小2よりピアノ、小4よりトランペット、高校でアコースティックギター歴。 

医療系の大学卒業後長年医療に従事したのち、音楽家に体の指導やケアを行っています。

趣味は、クラッシックバレエとライブに行くこと♪

ページトップへ戻る▲