体が動く仕組み

私たちは、筋肉や骨を使って動きます。

いくつかの筋肉で骨同士を寄せたり離したりして、動きが生じます。

筋肉に命令を出すのは、神経系です。

筋肉について知っておきたいこと

筋肉の役割

筋肉の主な役割は、骨を動かすことです。

筋肉の端の方は細くなって、骨に付いている部分を「腱」と呼びます。

 筋腹(縮む)(縮まない)骨
   ↓      ↓  ↓

筋肉が縮むと両端の腱が骨を引っ張って、動きが生じます。

静止状態で、姿勢を保ったり物を持ったりもします。

指の関節は、腱をはめている鞘(さや)があって、腱鞘(けんしょう)と呼びます。

手≫手の解剖

筋膜

筋肉を覆っている弾力のある繊維性の丈夫な結合組織を、「筋膜」と言います。

弾性繊維のエラスチンとコラーゲン繊維から成ります。

コラーゲン繊維はゼラチン状で、寒いとかたく暖かいと液化して動きやすくなります。

骨について知っておくこと

関節

関節は、骨と骨が接する部分に隙間があり、ここで動きが起こります。

(引っ付いて動かない関節もあります)

関節は、関節包というカプセル様に包まれていて、中には滑液という粘液があって滑ります。

ウォーミングアップして動きやすくなるのは、筋膜が柔らかくなったり関節内が滑りやすくなるからです。

しびれ

鎖骨のところで、手にいく神経が首の骨から出ているので、圧迫されると腕や手にしびれが出ます。

荷物やストラップを長時間かけたり、腕を持ち上げ続けることで、しびれます。

ヘルニアについて

首や背骨の「脊椎」にも、骨同士の間に隙間があり、間に「椎間板」というクッションがあります。

この隙間から手足などに神経が出ているので、椎間板が潰れるとヘルニアと言って手に痺れが出たり、足に電撃用の痛みが走ったり、狭くなると歩きにくくなります(脊柱管狭窄症)。

首や腰の椎間板を潰さないで、適切に動ける筋肉でいることが大事です。

腰の腰椎 右側が腹側、背中で凹んでいます
椎間板(青)脊髄神経から足へいく神経(黄色)

靭帯ー突き指や捻挫

骨と骨をつないでいる繊維質の丈夫な「靭帯」があります。

指や膝など曲がる方向が決まっているのは、靭帯によって他の方向に曲がらないよう止められているからです。

膝、ピンク色が靭帯

弾力性があまりなく、伸びにくく骨同士を連結し、骨格を安定させます。

突き指や捻挫は、靭帯が無理に引き伸ばされてしまって起こります。

音楽で多い体の不調、手指

とても大事な神経系

動きの命令やコントロールをします。

神経系はちょうどコンピューターのプログラムの様に、体中をネットワークして動くための調節をします。

脳と背骨の脊髄から、たくさんの神経の枝

歌や演奏では、音を出す動きのプログラムを元に、神経系がたくさんの筋肉をコントロールします。

動きの司令塔である脳は、記憶や知識、感情や感覚、創造の中枢でもありますね。

音楽の脳科学〈前編〉手を動かしているのは神経系」

「音楽の脳科学〈後編〉練習は神経回路と耳を磨く」


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