ピアノを始めキーボードなど鍵盤楽器で、腕が疲れたり手が痛む場合、多くは力みや動きにくい状態での運指の結果です。

同じ奏法で症状を繰り返すと、腱鞘炎など故障につながります。

身につけた体の動き、奏法は自分では当たり前なので、力みや動きにくさに自分で気づけません。

脱力しようと思ってできるものではありませんが、指を動きやすくして手の負担を減らすことで、腱鞘炎を予防できます。

自分では気づかない弾きにくさを改善することで、指が動きやすく弾きやすくなりますよ♪

ピアノ、キーボードでこんな方

□ 手が痛い
□ たくさん弾いた後は腕が疲れる、肩がこる
□ 自分の手は力が足らない、小指が動きにくい
□ 脱力したくてもできない
□ 力んでいないのにミスが多い

姿勢

手が動きやすいために、肩から腕が動きやすこと、背中で肩甲骨が動きやすいことが前提になります。

猫背、肩こりは禁物です。

猫背や肩こりだと、肩甲骨が動きにくく、腕が動きにくい状態での運指になります。

 

ここは手のページなので
ピアノ、鍵盤楽器を弾きやすい姿勢
をご参照ください。

肩甲骨が動きにくいと上腕が動きにくい

猫背の人は試しに今、背中の上に頭を載せて顎を引くようにしてスマホかPCでこの画面を見ると背中、肩甲骨周りが楽になるのがわかると思います。

腕も動きやすいのがわかりますか?

姿勢がよくないと、腕も肩も動きにくい、疲労を起こしやすいです。

 

ピアノでは姿勢だけでなく、高音側や低音側への上半身の移動や両腕の交差など体幹の柔軟さも要ります。

体幹がかたいと損ですが、かたくても自覚がなく力を使う弾きにくい状態です。

 

「演奏での手の痛み、動きに他の部位は関係ない」という医師の記述もあります。

しかし、手を使うとき腕を動かすのに、頭の位置や座り方など背中の状態は影響します。

体から腕が動いていますし、手腕だけの問題でなく体、上半身の状態や楽器との位置関係で手の動きやすさが違ってきます。

 

ペダルの足も踏みやすいことが必要で、体とは切り離せません。

壁のスイッチ押すときも鍵盤一つ押すときも、体全部の関節、筋肉で調和して体全体をコントロールして、指を使います。

運指しやすい手、しにくい手

手の負担を減らし運指しやすい手になって、故障を遠ざけます。

運指しにくい手

こんな手になっていないでしょうか?

1、鍵盤に向かうと手のひらがパッと開く
2、親指を伸ばして弾いている
3、打鍵の力が強い
4、指先を立てすぎで手首が凹んでいる

手も姿勢と同じで、自分の手の形や力具合は自分にとって当たり前なので、自分の指が動きにくい、負担がある動きとは考えられません。

1、手のひらがパッと開く

手の小さい人に多い。
手のひらが開くだけで力みますので、手首、腕もかたい状態で運指して、打鍵する力も強いです。

2、親指側を伸ばして弾いている

自分では普通にしか思えませんが、親指主動なので小指が弱いと感じます。

3、打鍵の力が強い

指がかたいので速く動きにくく、鍵盤から反力が大きいので腕が疲れます。

と言っても、自覚しにくいです。
「力が足らない」とおっしゃいます。

4、手首が凹んでいる

鍵盤でほんのわずかでも手首が凹んでいると指が動きにくく、自分で上から見ても気づけません。

右手首が凹んでいます↓

これも自分ではわかりません。
ご自分の動画や写真を見てみてくださいね。

指が動きやすい手

手はリラックスしていると、指や手がゆるくカーブをしています。

力が入っていないと、指は分離しやすく精緻に動きやすいです。

この自然な手の丸みを大切にして、柔軟で動きやすい指、手、手首で弾きます。

柔軟というのはクニャクニャという意味でなく、指関節が屈伸しやすい状態、手首が自由に色んな角度に動いて、手を使いやすいということです。

 

前腕から指先にかけての自然な丸みを帯びたカーブを大事にします。

手首は真っ直ぐか軽い凸で、反らさない。

指が動きやすい弾き方のコツ

手首から指を動かすつもり

指を開いたり動かそうとするより、手首から指を動かしたり傘を開くようなつもりで手全体を開くと、指が動きやすくなります。

指が分かれている谷間のところからより、もっと手首寄りから指の骨は分離して動きます。

手首あたりから指を使うつもりで鍵盤に持っていくと、指を屈伸しやすくなります。

 

鍵盤との接点は、指の先、手の末端です。

指の動き始めが指の谷間ではなくて、指の骨が分離し始めるところから複数の指を使うことで、手全体を使いやすくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 親指 

打鍵の際、親指の横をべったり鍵盤につけず、爪の角辺りが鍵盤に当たるようにします。

親指をべったりつけて弾いていた人は、手と腕の位置が高くなりますが、手が自由になります。

 

親指側を伸ばして打鍵すると強い力が入り動きにくく、他の指が伸びます。

手全体から鍵盤に向かわせて親指を使うと、手が力まなくて済みます。

鍵盤を押さえつけない

手首の高さをキープして、降りた鍵盤に余計な力を入れないようにします。

鍵盤からの反力が小さく、手や手首が柔軟なまま指を使うことができます。

腕が手全体をリードして柔らかい手首で、指を使いやすくなります。

 

音を伸ばすときも、降りた鍵盤を押さえつけないように手首で高さをキープします。

音を切るときは、指を離すというより、手首を持ちあげるつもりで鍵盤から離します。

指くぐり

右手の上行(左手の下行)で、親指が手の平の下にくぐるとき、2〜5のどれかの指が打鍵したまま手首が少し持ち上がって手の下に親指がもぐり込みます。

また右手下行(左手の上行)で、親指が打鍵した状態で手が持ち上がって、手が親指に被さります。

柔軟な手と手首、リラックスした腕で、指くぐりしやすい状態です。

鍵盤に力を入れてなければ手首は動きやすいです

 

このページは、まだ途中です。^^;

奏法の改善


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